聖戦か蛮行か
命をかけた蹶起(けっき)!
何が凶行に走らせたのか!
三島由紀夫自衛隊クーデター未遂事件
浅沼社会党委員長暗殺事件
赤報隊事件
連続企業爆破事件
ほか
42のテロ事件
昭和はテロの時代だった
序章 昭和以前のテロ事件
大逆事件/虎ノ門事件 ほか
第一章 1926年から終戦までのテロ事件
血盟団事件/二・二六事件 ほか
第二章 終戦から1960年代までのテロ事件
終戦阻止八・一五将校の反乱/岸首相暗殺未遂事件 ほか
第三章 1970年代から1988年までのテロ事件
あさま山荘事件/よど号ハイジャック事件 ほか
終章 昭和の残像(1990年代のテロ事件)
本島長崎市長銃撃事件/地下鉄サリン事件 ほか
昭和の時代はテロが頻発した。戦前は天皇制打倒を叫ぶ社会主義者たちや、昭和維新を叫ぶ右翼たち、さらには統制派と皇道派の対立から様々なテロが横行した。戦後になっても、右翼による左翼へのテロや言論機関への銃撃、左翼の過激派による爆破事件など、思想対立が激しくなればなるほどテロが活発化した。令和の時代も、声高に人権を主張するリベラルの伸長とそれへの反発で、世界的にテロの可能性は高まっている。いまこそ、昭和のテロを教訓化すべきである。
2025年は、昭和が始まって100年です。昭和は大正デモクラシーが終わった後に始まりました。大正デモクラシーによる社会運動の盛り上がりを警察は弾圧しましたが、そのため、左翼によるテロが頻発します。そして、その後は軍事国家に向かって右翼のテロとクーデターが時代を変えていきます。戦後も左翼によるテロや右翼による暗殺も頻発。そして、それはオウム真理教や国際組織も絡んで国際規模になり、謀略も相まって複雑怪奇になっていきます。日本を震撼させたテロはどうして起こったのか、その深層に踏み込みます。
本書は2005年に小社より刊行した宝島社文庫『昭和・平成日本テロ事件史』に新たな原稿を加え、再編集したものです。
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