プリンシプル(原理原則)を貫いた生き様
「戦争に負けたが、奴隷になったのではない」
大臣にもならず、戒名も拒否したダンディズム
日本を復興させた男
実家が倒産して留学から帰国
頭に血が上ると英語で啖呵(たんか)を切った
GHQ民政局がもっとも嫌った男
天皇の贈物を粗末にしたマッカーサーをたしなめた
日本国憲法制定でGHQに嵌(は)められた夜
吉田茂の「米軍の基地付き独立」に反対した
会長になっても自ら運転して現場に行った
ショックだったオヤジ(吉田茂)の突然の死
大臣にもならず、亡くなった後は葬式もせず戒名ももらわなかった白洲次郎。彼は自らのプリンシプルのもと、日本を占領したGHQにも臆せず徹底的に戦った。最高司令官のマッカーサーに対しても譲らなかった。その後、日本の復興のために、戦前からの商工省を改組して通商産業省を立ち上げ、日本を貿易立国に導き、東北電力の会長になると只見川電源開発に邁進した。英国仕込みのダンディズムと武士道の精神を持った男、白洲次郎の生き様を描く一冊。
2025年は、昭和が始まって100年、さらに終戦80年です。そこでGHQとの折衝で日本人の矜持を示した白洲次郎が「知れば知るほど泣ける」シリーズに登場します。敗戦で卑屈になる日本の官僚や政治家に対し「敗北したが、奴隷になったわけではない」と鼓舞し、日本人としての誇りをもって理不尽なGHQの命令ととことん闘った男です。他人に責任を押し付けず、自らがすべてを背負って戦後を生き抜いたジェントルマンの物語。
本書は書き下ろしです。
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