新たな解説、山を知らない人でも内容の理解が深まる用語集を追加し名著が復刻!
1987年正月、北アルプス・槍ヶ岳登頂をめざした3人はなぜ戻らなかったのか――。
本書は、遭難した仲間の行方を半年間追い続けた“捜索者”視点の山岳ノンフィクション。著者は捜索に関わった当事者であり、残された者の葛藤や願いがリアリティあふれる筆致で描かれ、巧みに構成された推理小説のような一冊です。
ドキュメント
山岳遭難捜索!
解けぬ謎、行き詰まる推理、執念の捜索活動、仲間たちの友情、葛藤、そして苦悩……。
心を揺さぶる、感動ノンフィクション!
猛吹雪の北アルプスから、彼らは帰ってこなかった――
単行本刊行から31年、読者からの声は300通超
各誌書評でも話題になった
ノンフィクション再び!
臨場感あふれる話の展開に、興奮して眠る気にならなかった
――関西・男性
消えた3人の足跡を執念でたどっていくさまは、良質のミステリーを読んでいるかのようでぐいぐいと引き込まれる
――月刊誌『山と渓谷』特集内
山や登山に関心のない人でも読み出したら止められなくなるほど、叙述の妙が尽くされている
――雑誌『あすあすあす』書評より
天空に聳(そび)え立つ白い「槍」。その姿に魅せられて厳冬の北アルプスへ登った3人の男たちが行方不明に。猛吹雪の中、彼らはどこに消えたのか。聞き集めた他パーティの証言から3人の軌跡を追い、推理を重ねていく山仲間と家族は、苦悩のうちに、やがて大きな謎に直面する。3人は最も危険な“冬の沢”を下ったのか? ミステリアスな「事実」を積み上げて真実を追う、感動のヒューマン・ドキュメント。
本書は、2009年に小社より刊行した宝島SUGOI文庫『いまだ下山せず!』の増補改訂版です。
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