中間管理職が生き残るコツは「部下との会話力」
■必要以上に会わない
■部下は「さん」づけで呼ぶ
■報告書は5枚以内
■コミュ力強化に重要な「雑談」
■リスペクトを持って接する
DXが加速するポスト・コロナ時代を生き抜く知恵
ムダな報告書作りや会議ばかりやっている
「不要な中間管理職」になっていませんか?
主流だった「メンバーシップ型」中間管理職のリストラがはじまった!
ポスト・コロナ時代の中間管理職はコミュニケーション能力が何よりも重要になった。DX(デジタル技術による業務変革)で、オンライン会議やネットを使った働き方が浸透しつつあるいま、従来のメンバーシップ(集約)型で情報をまとめ労務管理をする中間管理職も変革を迫られている。本書では「働き方」のエキスパートである著者が、「いらない管理職」にならないための方法論を明快に提示する。
佐々木 常夫(ささき つねお) プロフィール
1944年、秋田市生まれ。1969年、東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男に続き、年子の次男、年子の長女が誕生。課長に就任したとき、妻が肝臓病に罹患。うつ病も併発し、入退院を繰り返す(現在は完治)。すべての育児・家事・看病をこなすために、毎日18時に退社する必要に迫られる。そこで、課長職の本質を追究して、「最短距離」で「最大の成果」を生み出すマネジメントを編み出し、数々の大事業を成功に導く。2001年に取締役就任。2003年より東レ経営研究所社長となる。経団連理事、政府の審議会委員、大阪大学客員教授などの公職も歴任。「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在となる。著書に『働く君に贈る25の言葉」(WAVE出版)、『上司力×部下力 定時に帰って成果が出る仕事術』(宝島社)など多数。