書籍
日本史100人のカルテ
精神科医が診断! 歴史を動かした偉人の病100

坂本龍馬は
アルコール依存症だった!?
憑依症候群を悪化させた女王 卑弥呼
フィラリアで陰嚢が腫れ上がった 西郷隆盛
伊達政宗は自己愛性パーソナリティ障害の疑いあり!?
春日局 死因は熱中症!? ほか
古代〜明治時代の偉人100人を現代医学で“診察”!贅沢三昧の挙句に糖尿病と敗血症を併発したと思われる藤原道長や、自己愛性パーソナリティ障害が災いした井伊直弼の末路など、病がいかに日本史に影響を与えたかを解説します。通説とは異なるオリジナルの解釈をまじえて、日本史の楽しみ方がより広がる内容となっています。各人物にはカルテが付き、コラムでは、国宝『病草紙』をもとに平安時代の病と驚きの医療を紹介します。
和田 秀樹(わだ ひでき) プロフィール
精神科医。和田秀樹こころと体のクリニック院長。1960年生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、「和田秀樹こころと体のクリニック」を開院。35年以上にわたって高齢者専門の精神科医として高齢者医療の現場に携わる。『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『年代別 医学的に正しい生き方 人生の未来予測図』(講談社)、『六十代と七十代 心と体の整え方 良く生きるために読む高年世代の生活学』(バジリコ)、『「人生100年」老年格差 超高齢社会の生き抜き方』『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』(ともに詩想社)、『80歳の壁』(幻冬舎)など著書多数。