紫式部は不美人で妄想好き
急所を握られ悶死する源頼家
他の男との浮気を必死で釈明する武田信玄
宮本武蔵の弟子が小次郎をリンチ!?
俳句の腕はポンコツだった土方歳三
実は“卑怯者”だった源義経
妻と目の合った男をメッタ斬りにした細川忠興
過労死寸前のモーレツサラリーマン明智光秀
日本史上で有名な、
あの偉人たちの「残念」なエピソード。
歴史ファンにはちょっと腹立たしい、
でもちょっと笑っちゃうストーリーが満載。
34人の人物の「裏の顔」を覗いてみると、
なぜか歴史の裏側も見えてくる。
一風変わった日本史読み物。
本郷 和人(ほんごう かずと) プロフィール
1960年、東京都生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学史料編纂所教授。専門は日本中世政治史。特に院政期から南北朝期にかけての政治構造や、貴族・武士の権力関係の変遷を中心に研究を重ねる。膨大な史料に基づいた実証と、現代的な視点を交えたわかりやすい通説批判に定評がある。近年はテレビや書籍などでも積極的に日本史の魅力を伝えており、多くの著書がある。主な著書に『変わる日本史の通説と教科書』(宝島社)、『日本史のツボ』『日本史を疑え』(ともに文藝春秋)などがある。